ONE

葵 from 彩冷える ONE專輯

4.想い出になる前に

作詞:葵
作曲:渡邊拓也

綺麗な想い出になる前に
抱き寄せたくて言葉探した
でも見つからないよ あんなに愛してたのに


もう明日が來るね 午前4時の陽射し
隙間から入り迂む 冷えた春風
今 部屋の隅では 君の荷物たちが
大きな箱の中で 別れ 待ってる
綺麗な想い出になる前に
抱き寄せたくて言葉探した
君のぬくもり 感じたい もう少し
伸ばした僕の手を振り拂い
最後の kiss さえも拒む君
Ah 逸らした瞳(め)には 僕への愛はなかった

ほら壁にかかった カレンダ一の中は
細くて幸せそうな 文字が溢れる
些細なことも君は 書き記してくから
いくつもの記念日が ふたり待ってた
「あの約束をまだ覺えてる?」
まっすぐ見つめたその視線に
守れなかった僕はまた うつむいた
切ない想い出に變わってく
引きとめることさえ出來なくて
ただ出ていく君の背中を 見續けるだけ

離れていく足音は 「サヨナラ」伝えるようで
二度とは戾れない日々に 淚が止まらない

重ねたぬくもりが消えなくて
夢の中で強く抱きしめた
薄い夜明けに目覺めると ひとりきり
綺麗な想い出に變わってく
ふり向けばいつでも君がいた
でも見つからないよ 今でも愛してるのに